夢の競演!NBAオールスターゲーム2019の見所と展望 | 海外でのスポーツ観戦・体験・トライアウト・ウェディングはWSC

夢の競演!NBAオールスターゲーム2019の見所と展望

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NBA2019のレギュラーシーズンも中盤を迎えプレーオフ出場へ向け、いよいよ熱を帯びてゆく。しかしその熾烈な戦いが行われる終盤戦に進んでいく前に開催される毎年恒例のNBAオールスターゲーム。200以上の国と地域で放送されるスポーツ界の一大イベントだ。

 

68回目となる今年は2月17日(日本時間18日)にシャーロット・ホーネッツの本拠地であるノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで開催される。

 

今年はチームレブロン対チームアデトクンボという世代交代を感じさせる対決となり非常に楽しみだ。

予測不可能!白熱必死のチーム編成

オールスターのチーム編成に関わるルールが2018年のオールスターから変更された。

元々は東地区のイースタン・カンファレンスと西地区のウエスタン・カンファレンスから投票で選ばれた選手同士の試合が長年行われていたがシーズンによっては力の差が偏ってしまう事やマンネリ化などの声も上がっていた。

 

さらにオールスターの性質上、お祭り要素が強いため激しいディフェンスは行わずスリーポイントやダンクの応酬など 「勝負」にこだわらず「魅せる」ことに特化していた。

 

しかしあまり緊迫感の無い試合になるため選手側とリーグ側の話し合いにより新ルールが決定した。

 

選出方法は変わらずスターターとなる10人の選手はファン、選手間、メディア投票数の多い選手に決定。リザーブとなる14人の選手は各チームのヘッドコーチの選出により決定する。

 

新ルールではここから両カンファレンスの最多得票数の選手がキャプテンとなり残りの選手をカンファレンスに関係なくスターターから順にドラフト形式で指名していく。

 

結果的に昨年はシーズンさながらの攻守が行われ近年では見られなかった白熱した試合となった。今年も熱い試合になる事は間違いないだろう。

今年からテレビ放送も開始されたドラフト模様

投票数上位となり今年のキャプテンを務めるのは15回目の出場で全体トップの462万票を集めたレブロン・ジェームズと若手ながらバックスのエースとして活躍するヤニス・アデトクンボとなった。

 

2月7日 (日本時間8日)に両キャプテンによるドラフトが行われ今年からその映像が公開される事になった。誰が最初に指名され最後の指名は誰になるのか、どんなチームを作るのかなど話題になっていたが予想通りの盛り上がりとなった。

 

トップ投票となったレブロンが先に指名を行い1巡目はケビン・デュラント(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)をアデトクンボはステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)と共に優勝最右翼チーム、ウォリアーズの2大エースを指名。

 

その後レブロンは元チームメイトのカイリー・アービング(セルティックス)やシーズンMVP有力候補のジェームズ・ハーデン(ロケッツ)などを選んだ。

 

アデトクンボは今季好調のジョエル・エンビード(セブンティシクサーズ)やポール・ジョージ(サンダー)開催地であるホーネッツのエース、ケンバ・ウォーカーを指名した。

 

リザーブからはアデトクンボが先に指名を行いチームメイトのクリス・ミドルトンやニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)、ベン・シモンズ(シクサーズ)などを指名した。

 

一方レブロンはアンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)、ラッセル・ウェストブルック(サンダー)などを指名した。

 

シーズン途中にレブロンが在籍するレイカーズに移籍すると話題になった(実現はしなかった)アンソニー・デイビスを指名した際にはアデトクンボが「不正交渉じゃない?」と言うとレブロンは「オールスター期間は適用外だよ」と笑いを誘うシーンもあった。

 

またドラフト終了後にキャプテン同士の話し合いによりウエストブルックとシモンズのトレードが決定した。

NBAコミッショナーによる「功労者」へ粋な演出

本来はこれでチームが決定だが今年はアダム・シルバー(NBAコミッショナー)が特別枠を用意しドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)とダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)の出場が決定した。

 

2人は共にフランチャイズプレイヤーでありチームを優勝に導きファイナルMVPも獲得しているスーパープレイヤーで、オールスターにも10回以上選出されている。

 

さらにコートの外では互いに財団を持ち募金や支援など様々な慈善活動を行い表彰なども受けている。

 

コートの中でも外でも素晴らしい人格者である彼らは正にNBAの「功労者」といえる存在だ。ウェイドは今季限りで引退を発表、ノビツキーは引退表明こそしていないが40歳を過ぎていることからも引退は近いだろう。

 

どちらにしても2人のレジェンドのプレイは目に焼きつけておきたい。

なおウェイドは共に優勝リングを手にした盟友レブロンの、ノビツキーはアデトトクンポのチームに入った。

 

決定!第68回NBAオールスターゲームロスター

チームレブロン

ヘッドコーチ マイケル・マローン(ナゲッツ)

 

スターター

レブロン・ジェームズ(レイカーズ)

ケビン・デュラント(ウォリアーズ)

カイリー・アービング(セルティックス)

カワイ・レナード(ラプターズ)

ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)

 

リザーブ

アンソニー・デイビス(ペリカンズ)

クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)

デイミアン・リラード(トレイルブレイザーズ)

ベン・シモンズ(セブンティシクサーズ)

ラマーカス・オルドリッジ(スパーズ)

カール・アンソニー・タウンズ(ティンバーウルブズ)

ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)

ドウェイン・ウェイド(ヒート)

 

 

チーム・ヤニス

ヘッドコーチ マイク・ブーデンホルザー(バックス)

 

スターター

ヤニス・アデトクンボ(バックス)

ステフィン・カリー(ウォリアーズ)

ジョエル・エンビード(セブンティシクサーズ)

ポール・ジョージ(サンダー)

ケンバ・ウォーカー(ホーネッツ)

 

リザーブ

クリス・ミドルトン(バックス)

ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)

ラッセル・ウェストブルック(サンダー)

ブレイク・グリフィン(ピストンズ)

ディアンジェロ・ラッセル(ネッツ)

ニコラ・ブーチェビッチ(マジック)

カイル・ラウリー(ラプターズ)

ダーク・ノビツキー(マーベリックス)

ウエストブルックとエンビードのケミストリーは?

今年のオールスターの見どころの1つになっているのが2シーズン連続で平均トリプルダブルを実現し今やミスタートリプルダブルのニックネームを持つウエストブルックとビッグマンながらシュート範囲も広く、高い身体能力を持つエンビードの関係性だ。

 

ウエストブルックといえば以前のオールスターでデュラントとの確執が話題になったのは記憶に新しいが今年話題になっているのはエンビードとチームメイトになったことだ。

 

二人はいわゆる犬猿の仲で試合の度に揉めることも多くメディアを通しての言い合いも有名だ。

 

今回あえてシモンズとウエストブルックをトレードさせて2人を同じチームにさせたのはチームメイトにして仲良くプレイさせようとの狙いではないかと言われているがはたしてどうなるか。2人のプレイに注目したい。

デイビスとキングレブロンはどんな会話を交わすのか?

先程少し触れたが今年シーズン中にトレード志願を発表したリーグトップのビッグマン、アンソニー・デイビス。

 

移籍先としてレブロンが率いるレイカーズの名前が挙がっていたがトレードデッドラインまでに話はまとまらず少なくとも今季中に移籍することは無くなった。

 

しかしシーズン終了後は移籍に向け動き出す可能性が濃厚だ。それがレイカーズかどこかは分からないがデイビスはチームレブロンのメンバーなのでレブロンと会話を交わす度にメディアの目が彼らに向くことは間違いないだろう。

超人たちの技の競演

面白いのはオールスターの試合だけではない。オールスター期間は様々なイベントが行われる。

 

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ライジングスターズチャレンジ

NBA1年目と2年目の若手プレイヤーたちがチームUSAとチームWORLDに分かれ前半後半で試合が行われる。将来のスーパースター候補たちのスーパープレーは必見だ。

 

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スキルチャレンジ

ドリブル、パス、スピード、シュートのスキルを障害物レースで争う。ビッグマンとガードに分かれ1対1で勝負、最後にビッグマンvsガードの決勝戦を行う。

人気急上昇中のルカドンチッチやニコラ・ヨキッチ、トレイヤングなどが出場予定。

 

ダンクコンテスト

豪快なダンクを決めるプレイヤーをNBA側が4人選出しファースト、セカンドラウンドで審査員の判定により優勝者が決まる。

今年は2年連続出場となるデニス・スミスJrや新人ながら豪快なダンクを決める地元のマイルズ・ブリッジズなどが出場予定。

 

3ポイントコンテスト

主にシーズン中に3ポイントを決める成功率の高い選手が8人で競うゲームです。          現役№1シューターのステフィン・カリーに弟のセス・カリー、昨年優勝のデビン・ブッカーなどが出場予定。

 

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 オールスターゲーム

 

3日間にわたり行われるNBAオールスター2019。超人や次世代の怪物たちが集結する夢の祭典を楽しもう。

 

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