修道院でつくったビール!「シメイ」3種の味の違いを解説 | 海外でのスポーツ観戦・体験・トライアウト・ウェディングはWSC

修道院でつくったビール!「シメイ」3種の味の違いを解説

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皆さんはベルギービールを飲んだことはありますか?近年、日本でもクラフトビールブームが起きていますが、ベルギービールはいわばその元祖ともいえるもの。ベルギーの人にとってはそもそもクラフトビールという概念がないほど、ビールの文化は歴史と生活に根付いています。

ベルギービールの中でももっとも多く流通しているのが、トラピストビールというジャンルに分類される「シメイ」。今回はその中でも人気の『レッド』『ブルー』『ホワイト』をご紹介。ベルギービールの基礎知識や、それぞれのビールがもつ味の特長についても解説します。

ユネスコ世界無形文化遺産にも登録された「ベルギービール」

ベルギービールはその伝統と独自性を評価され、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されました。

ベルギーのビール文化そのものが無形文化遺産として登録されるというのは、ベルギーの人々の生活とビールが深く結びついている証。地域に根づいた醸造所がいくつもあったり、地元の特産品を使ったり……ビールグラス専用の食器棚がある家庭も少なくありません。さらに、ベルギーでは16歳からビールが飲めるというから驚き!学校帰りにビールを飲むこともあるようですよ。

ベルギービールのなかでも「シメイ」はトラピストビールというものに分類されます。

トラピストビールとは、トラピスト修道院でつくられているビールのこと。修道士さんがビールを作っているというと、いまいちピンとこない人も多いでしょう。それもそのはず、トラピストビールをつくる修道院は世界に数えるほどしかありません。

もとはぶどうがとれない地域でワインの代わりにビールをつくり、ミサで使用して祈りを捧げていたのだとか。トラピストビールの売り上げの一部は地域の慈善事業にあてられています。

そんな歴史と伝統が深く残るトラピストビールの「シメイ」は国内にファンが多く、スーパーや酒販店などでも多く販売されています。飲んだ人の心を離さない「シメイ」の魅力は、日本の大手ビールメーカーがつくるビールとは一味も二味も違った味わい。古くから続いてきた独自の製法による、「これもビールなの!?」と思ってしまうような香りと味わいにハマってしまう人が多いんです。

独自の製造方法でつくる「シメイ」のおいしさの秘密って?

ビールの命ともいえるのが水。「シメイ」は修道院の中にある井戸からくみ上げた天然水を使用しています。使用しているものは修道院の周りでとれたものばかり。原材料にとことんこだわっているのがわかります。

また、保存技術が発達していなかった頃の名残で熱処理やろ過を行っていません。現代におけるビールの作り方とは全く違うやり方を、現在も引き継いでいます。そのため、瓶の底には酵母が溜まっているのがわかります。ビールが瓶の中に詰められてからも発酵が続き、飲む瞬間まで熟成されていくのが「シメイ」最大の特長といえるでしょう。

他のビールでは体験できない熟成香と濃厚な味わいこそが「シメイ」のおいしさの秘密。いちど飲んだら病みつきになること間違いなしです。

カラメル色をしたフルーティーなビール『シメイ レッド』

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『シメイ レッド』は「シメイ」でいちばん初めに醸造されたビールです。グラスに注ぐと濃いめのブラウン色をしています。カラメルのような香ばしさとスパイシーな香り、フルーティーで華やかな香りが楽しめるでしょう。

アルコール度数は7%と、一般的なビールよりは少し高めです。そのため、香り立ちのよい広口グラスに注いでゆっくり味わうのがベスト。時間が経ってビールの温度が高くなると、それにともなって香りの変化が楽しめます。冷えているうちにと焦って飲む必要はありません。

苦みは少なく、いやな雑味も少ないのが特長です。「シメイ」ならではの魅力が体験でき、まさに“シメイ入門ビール”ともいえる『レッド』は、「ビールは苦いから苦手…」という人にもおすすめ!苦みと甘みのバランスがよく、クセが少ないビールです。

熟した果実のような濃厚な香りと酵母がうみだす深い味わい、麦そのものの甘みを存分に楽しめます。「シメイ」を飲んだことがない人にもっともおすすめのビールです。

クリスマスビールとして発売された『シメイ ブルー』

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一見黒ビールと見間違えてしまうほど濃い琥珀色をした『シメイ ブルー』は、もともとクリスマスビールとして発売されたものでした。しかし、そのおいしさの虜になる人が続出したため通年販売へ移行。アルコール度数は9%と高めですが、それを感じさせない飲みやすさが人気の秘密です。

グラスに注ぐとやや琥珀色がかったモコモコの泡が立ち、フルーティーな香りが堪能できます。イヤなアルコール臭はなく、全体的にすっきりした香り立ち。さらに小麦麦芽を使用しているため、どことなくまろやかな味わいもあります。後味にはほんのりと甘みが感じられるのも特長です。

心地よい苦みと深い味わいはいちど飲んだら忘れられない味。アルコール度数が高いのに後味はくどくなく、クセになる飲みやすさが魅力的です。炭酸が少ないため、飲んでいてお腹が膨れにくいのもうれしいですよね。

ワインにも引けを取らない芳醇な味が楽しめるので、少しずつゆったりと飲むのに向いています。スタウトやポーターなどの濃厚な黒ビールが好きな人にはとくにおすすめです。

苦いビールが好きな人におすすめ!ホップの香りただよう『シメイ ホワイト』

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他の「シメイ」に比べると苦みが強いのが『シメイ ホワイト』です。苦みのもととなるホップをふんだんに使用し、特有の味わいを実現しました。その一方で後味は非常にドライ。飲んだ後はイヤな苦みが口の中に残らないのが魅力です。一緒に楽しむ料理の味を邪魔しないのも特長といえるでしょう。

キレのある味わいが特長ですが、柑橘やぶどうに似たフルーティーな香り、カラメルのような甘い香りも楽しめます。苦みの中にほのかな酸味もあり、ビールの色はややオレンジがかった琥珀色。甘みが少ない、ビターな味のビールが好きならきっと気に入るでしょう。

トラピストビールならではの深い味わいや芳醇な香りはそのままに、やや現代的なアレンジともとれるホップなアロマが印象的。普段IPAやエールビールを飲む人にとっては親しみがもてる味でしょう。数ある「シメイ」の中では比較的新しいビールです。

苦みと爽快感のバランスがよく、喉の渇きを潤したいときにも向いています。季節でいえば、冬よりも夏に飲みたい味わいかも?いつもとちょっと違う味わいのものを飲みたいときや、気分を変えたいとき、個性派が好きな人にもっともおすすめのビールです。

グビグビ飲むのはNG!「シメイ」はゆっくり味わって飲むのが◎

日本人にとってビールといえば、キンキンに冷えたものを喉に流し込むイメージが強いはず。しかし、ベルギービールの中でも「シメイ」はゆっくり味わいながら飲むのに適しています。ビールというよりもワインの感覚で飲むと、「シメイ」の魅力を存分に堪能することができるでしょう。

遥か昔からつくられてきた「シメイ」は今もその製法が変わっておらず、現在も多くの人に愛されています。一口飲めば、古くから受け継がれてきた歴史を体感できること間違いなし!ベルギービール入門としてもおすすめの「シメイ」を手に取って、その違いをぜひ体験してみてくださいね。

どこで飲めるの?

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名古屋市中区にあるWSCスポーツラウンジでシメイビールを飲めますよ。

 

所在地:名古屋市中区丸の内3丁目20-9

連絡先:052-211-7250

WEB:WSCスポーツラウンジサイト

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