世界的に感染が拡大し様々な方面に影響を与えている新型コロナウイルスですが、アメリカスポーツ界の状況についてまとめました。
アメリカスポーツ界の現状
リーグ毎に細かな違いはあるかもしれませんが、ESPNをはじめ現地の報道によると各リーグ（MLB・NBA・NHL・MLS）とも大まかな対応方針は一緒でした。※NFLはオフシーズンの為割愛
結論として現時点では試合の延期・キャンセルの予定は無しとのこと。＜3月6日時点＞
その上で、コロナウイルスの感染拡大状況を注視すべく専門対策チームを立ち上げ、CDC（アメリカ疾病予防管理センター）や州政府をはじめとする地域行政、その他関係各所と情報共有・連携を密に行い、状況の変化に速やかに対応できる体制を構築しているとのことです。
＜3月17日追記＞
選手の中にも感染者が出た影響もあり、3月13日の段階でNBA、NHL、MLB、MLS、テニスなど主要スポーツの延期が発表され、アメリカ国内で開催されるすべてのスポーツがストップしました。再開の可能性がある場合も日程はいずれも未定。
感染予防対策
各チームの首脳陣・フロントスタッフ、チームスタッフ（監督・コーチなど）、選手、メディア関係者などの体調を厳しくモニタリングして対応。
その他、
・クラブハウスや練習施設、試合会場、チームでの購入物品の衛生管理の徹底
・選手とファンによるハイタッチやサイン応対、ユニフォームの受け渡しを自粛
選手によっては更に踏み込んで、騒動が終息するまで自主的にファンサービスを中止する選手も出てきました。
万が一、チームスタッフやマスコミ等関係者の中で感染が拡がっているイタリア、韓国、イラン等の国へ渡航歴があった場合は、2週間の自宅待機・経過観察を実施しています。
まとめ
どのスポーツもTV中継を観る限り、コロナウイルス騒動の前と後で会場の盛り上がりは変わりません。
MLBは開幕を間近に控え、NBA・NHLはレギュラーシーズンが大詰めでプレーオフに向けて盛り上がりが増して、重要な時期です。
ウイルスの感染拡大で心配な状況ではありますが、イベントは通常通り行われておりますので、引き続き盛り上がっているアメリカスポーツに注目していきましょう。
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